〖映画にまつわる昭和の思い出③〗 - アラフィフの映画なアレコレ時々海外ドラマ

【元祖おどろおどろ！映画版金田一耕助シリーズ】

１番のお気に入りは〖獄門島〗

★じっちゃんの名にかける孫金田一一ちゃんも大好き
〖金田一少年の事件簿　シリーズ〗も未だに新刊が出ると〖37歳の事件簿〗含めて買っちゃうんだけど
そう言えば横溝正史さん側と揉めてましたよね
金田一耕助の孫を勝手に名乗ってたとかで

どちらも好きな作品なので著作権とか前もって対策してくれ～と思ったなあ
その影響か一時「金田一耕助」表記していた箇所を「じっちゃん」に変更してましたよね

その後また暫くすると金田一耕助の孫を堂々と再度名乗り出した
著作権問題解決したのかな

何故昭和にスタートした訳じゃない〖金田一少年の事件簿〗の話をするのかと言うと…
それは一ちゃんの漫画を買い続けるキッカケが幼少期の昭和に有ったからなのだ

★金田一一ちゃんの前にじっちゃんに衝撃を喰らう小学生

金田一耕助との出会い
それはやはり昭和の幼少期
小学校高学年位かな

てか私の小学校時代中々熱いなw
ジェイソンやプレデター
 金田一耕助やらエイリアン等々今でも大好きな映画やキャラクターがてんこ盛り

昭和あるあるの今では地上波NG？な映画達
当時はTVでふっつーに放映されていた

小学生のオイラがサスペンス好きな母親の隣で観た
映画版〖金田一耕助シリーズ〗

今思うと「小さい子供の前であんなおっかない映画観るなよw」
とツッコミたいところ

でもそれをキッカケに金田一ワールドの魅力を知れたのでまあ良いでしょう
一番好きで就寝時から料理の時
何度も何度も音声だけでもBGM的にヘビロテしまっくてるのが
市川崑監督×石坂浩二版の金田一耕助シリーズ！

やっぱ金田一耕助と言えば私は断然石坂浩二派！
因みに例のサスペンス好きオカンは古谷一行派です

市川崑監督の演出たまりませんね
エヴァも影響受けたのかな？庵野監督
真っ黒画面にカックカクの白文字ドーン！
コレだけでも何だか恐怖を感じる

金田一耕助が何かひらめい時とか突然切り替わる画面
パッパッと金田一の正面横顔とカットイン
アレ最高です鑑賞者をハッとさせて飽きさせない

そして名脇役達
いつも可愛く元気いっぱいな坂口良子

「よしっ！解った！」と言いながら全く何も解ってない
とんちんかんな迷推理を超デカい声で披露する刑事でお馴染み
粉薬でゲホゲホする加藤武

愛すべき大滝秀治も外せないW
大滝秀治見るといっつも関根勤のモノマネ思い出しちゃう

「こりゃああああっワシの字じゃあああっ!!!!」
自分が過去に書いた事件関係の書類だかなんだかを金田一に読みながら説明している時に放ったこの台詞の破壊力よW

他にも草笛光子のちゃきちゃきした強そうなオバサンとか宿屋のオッサン役とかで出る三木のり平
兎に角脇を固める出演者もキャラが立ってて最高

そしてもの悲しいBGM
物語に非常に合っている
良い所ばっかり
このシリーズ

【この人を語らずして映画版金田一耕助は語れない】

★「スケキヨ！頭巾を取っておやりっ！」

真犯人松子夫人も何とも言えない味が有って良いですねえ
市川崑監督の金田一耕助シリーズって演技が下手な役者さん居ないですよね

特にスケキヨ

完全に脇役じゃない存在感よW
あのスケキヨマスクの破壊力
マジでパねぇっす

ガッスガスの声もヤバい
極めつけは死体発見時のあの姿

伝説の死にざまと言っても過言では無い強烈なインパクト

死にざまで言うと個人的には〖獄門島〗の逆さ吊りが１番怖かったかな
〖悪魔の手毬唄〗のワインと小判も中々恐ろしい

なんか海外のシリアルキラーものとは全く違う怖さ
おどろおどろしい
魅力溢れる石川浩二版金田一耕助
大好きなシリーズの一つです

続く…