アラフィフの映画なアレコレ時々海外ドラマ

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ネタバレ映画個人的感想 傑作続編〖トップガン マーヴェリック〗(公開2022年)について思う事①

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どうもこんにちは
前回〖トップガン〗と〖デイズオブサンダー〗についての個人的な思い入れについて記録しやした
次は全く別のシリーズ物にするか迷った末元祖〖トップガン〗の記憶や情報が新鮮な内に続編について書く事に決めた
コレまた「映画」にとって関係ないっちゃ関係無いんだけど有るっちゃ有る
個人的な諸事情なんすけどキラッキラの若者時に手術してからもずっと闘病し続けてるやっかいな内臓疾患が有りまして
こいつがどうにもならなくなってしまい新たな展開を迎える恐怖
他にも新しい事を始める為の挑戦を50歳目前で強いられる現実と
ちょいと心身共に追い詰められている近頃
もう老体なんで勘弁してえええ!

まあアラフィフにもなると多かれ少なかれ皆さん色々有ると思います
「全く無いぜ!絶好調!」な方ですらやはり10代~20代から比べると様々な身体機能が衰えてしまうのは現実
私ずーっと疑問に思ってたんだけど
人間およそ80年は生きると言われる人生なのに
全盛期が10代20代って短過ぎて酷くね?

後の60年はじんわりと心身の機能が低下して40歳からは一気よ一気
そのまま身体機能とか下降して行く人生後半なんてガチ無常ああ無常
勿論経験や知識とか長く生きないと身に付かない事は有るけど私が無常だと思ってんのはそこじゃないんだ
あくまで人間の心身的な機能の事

もし奇跡的に事故や災害に巻き込まれず大病を患う事も無く80年位生きるならせめて人生の半分目位
「人間」の年齢40歳とか50歳位が全盛期の生き物だったら良いのにな~って

仕事だ趣味だ色んな事に頑張って残りの余生も今程衰え切ってないと言う
よぼよぼになる前に寿命が来るから「死」や「老い」に対して余り悲観的にもならなさそうじゃん
そんな私が最近好きな言葉
諸行無常

意味…仏教の基本的教義の1つ
この世の中のあらゆるものは変化、生滅して留まらない事
この世の全ては儚い事

★唐突な自分語りにまた話が迷子かと思うじゃん?
違うんだ
私にとってはこう言う事を考えるのが今作〖トップガン マーヴェリック〗なんだ

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鑑賞する人の年齢や環境とかで全然違う感想にはなると思う
後性格とかね
私の場合中学生で〖トップガン〗を観て夢と希望に心躍らせたけど人間誰しも年老いていくもんなんだ
あれから長い月日を経て現在中年です
トップガン〗では中学生で続編〖トップガン マーヴェリック〗は中年での鑑賞
この鑑賞時の年齢ってもんがデカかったかもしれない

「映画」に関係無いと前述したけど私にとって「映画」と人生は全く関係無い訳じゃない
人によるだろうけど少なくとも私個人は中学生の時から数本の「映画」が辛い現実からの逃避だったり逆に夢や希望も与えてくれる物だった

たまに遭遇する「心に何かが響く映画」

トム・クルーズが自身も全盛期な20代に主演を務めたトキメキがいっぱい詰まった〖トップガン
今作〖トップガン マーヴェリック〗は少なくとも中年の私の心にぶっ刺さった映画だった
他の方々のレビューも幾つか見たんだけど気になる記事が1つ有った
文面から恐らく私と同年代か少し年上の方なのかなと思う

何でこんなにも〖トップガン マーヴェリック〗は中年の私にぶっ刺さったのか?
この問いに答えを書いてくれているのかと思う位細かく解説されているレビューだった

★マーヴェリック60歳(劇中は50代か?)
テクノロジーの進化と共に「最高のパイロット」は最早必要とされない時代が来ていた

だがしかし!トム・クルーズことマーヴェリックはまるで〖トップガン〗の頃と変わらないかの様に生きている
そこにトム・クルーズのメッセージがつまってるんだとその方が書いていて
「ああ確かに言われてみるとなるほど」と

ペニーの子供に見つからない様にまるでティーンエージャーがするかの様窓から抜け出す
こう言ったおよそ「有り得ないよ~」としか私は思わなかったシーンや
パイロットとしては一流のマーヴェリックもクルージングの技術は無くアタフタするシーンとか
なんやかんやと取り敢えずやってみる学ぶ事を恐れないとか
まあ年喰ってもトム・クルーズだから許されるってのも有るけどそれは置いといて

1つ1つのシーンや映像の撮り方もそう
実際に戦闘機に乗り撮影に挑むのはよりリアリティを追求した撮影時60歳近かったであろうトム・クルーズ

アイスマンの死やドローンの進化とか勿論どうにもならない事は有る
それでも色んなシーンに「やってやれない事は無い」と言うトム・クルーズからのメッセージを感じるとその方は書いていた

アラフィフおばさん激同&感動

プロレスのギブアップみたいに人生にタップしてたもんだからさ
「ギブッ!ギブッすっ!」

トム・クルーズよ勇気をくれて有難う
素直にメッチャ感動する映画だったよ
だから何度も観ちゃうんだね
買って良かったぜデジタル版

★亡き友グースの息子″ルースター″との確執と和解

「中年の皆!やってやれない事は無いぜ!」
だけが今作の魅力な訳では当然無い
でなきゃこんなに絶賛される続編になって無いよね

先ず戦闘機のシーンが映像技術の向上も有って元祖〖トップガン〗を遥かに上回っている点
元祖〖トップガン〗の戦闘機シーンも1986年公開作品なのに中々の迫力
でも現在の最新技術で観る戦闘機のシーンは当然とは言えやっぱり凄い
特に終盤怒涛の戦闘シーンが連続する
観ているこちらも手に汗を握る程のド迫力

やっぱり戦闘機シーンは映画館で観ると凄かったみたいでレビューでもこの点について書いてる人が多かった様に思う
私は映画を全てスマホで観るんだけどスマホの画面ですらその迫力は伝わって来る
「だよねえ…これ4DXとかで観たら凄かっただろうな…」


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他にも元祖〖トップガン〗に思いを馳せる懐かしいグースとの思い出のピアノ
このシーンを亡きグースの息子ことコールサイン″ルースター″が再現するかの様に弾き出した時も涙が止まらんかったよ
誰しも若く輝いていた時期が有るんだ
マーヴェリック自身が若き頃グースとそうした様に今はルースターがピアノを弾き歌う
グッと涙を堪えるかの様なマーヴェリック
マーヴェリックと共に若かりしあの頃と〖トップガン〗を思い出して泣けた&泣けた

そしてルースターはマーヴェリックの事を恨んでんだよね
父親グースの死の事も自分の海軍兵学校の願書をマーヴェリックが勝手に破棄した事も

★誰もが老いて行き
万人へ必ず訪れる「死」
有難うそして
さよならアイスマン

アイスが病死するシーン
ここもやばかったな
もう鼻水と涙でこちとら顔面ぐっちゃぐちゃよ

私全然知らなかったんだ
アイス演じるヴァル・キルマーが本当に病気だって事
劇中アイスが死ぬ間際にマーヴェリックと筆談した後
僅かに言葉を交わすシーンがあんだけど
咽頭ガンで本当に声が出ないヴァル・キルマーの声は所色々合成したと

そしてアイスはそのまま劇中で病死する
アップで映るマーヴェリックの表情が寂しく悲しくてこちらもギャン泣き
「さよならアイスマン…最後迄カッコよかったよ」
A4 フォトフレーム TOP GUN トップガン 1986 マーベリック アイスマン 写真 ポスター Tom Cruise Val Kilmer イケメン

★ナイキかな?
今作で重要な台詞
「dont think just do it!(考えるな!動け!)」

チョッピリ弱気な面も有るグースの息子こと″ルースター″が皆に言われてしまうこの言葉
映画終盤の命懸けミッションでも遅れを取ったルースターはまたしてもマーヴェリックに言われてしまう

頭真っ白パニック状態のルースター「talk to me dad(父さん助けてくれ)」
亡き父思い出し己を奮い立たせる
するとマーヴェリックが無線で伝える「come on!dont think! just do it!(頑張れ!考えるな!行動しろっ!)」

もうアカーン敵に追いつかれる!な所でルースターが覚醒!
このやり取りが後に更に効いて来る
やはりキーとなるナイキであった
いやナイキじゃないんだけど

★最新の兵器から逃げなきゃいけない棺桶ポイントのド迫力

これ凄いド迫力だったなあ
とても映画とは思えず本当にこんな戦闘が有ってその様を観ている様なリアルさ
何かガチパイロットの方がマーヴェリックの行う戦闘飛行について解説してる動画も有ったな
まあ映画なのでどこどこは有り得ないけどこれはこう言う飛行法みたいなちょっと素人にはピンと来なかったけど面白かったな
「へ~そうなんだ!パイロットって凄いなあ」と

私高所恐怖症なんであんな高い空を自分の技術を駆使して飛ぶなんておっかな過ぎて想像も出来ないけどね
「変なの」と人に言われた事も有るんだけど″ジェットコースター″みたいな自分で制御しない高所は全然平気なんだけどね
階段の高い所とか下の光景が見える階段とか
階段ばっかですまんのだけど一般人が経験する高所で自分でバランス取らなきゃいけない所なんて階段と吊り橋位でしょ
良く解んないけど

だからあんな高い大空を自分の腕で飛んで最新兵器をかわしてとか余りにも異世界
異世界なんだけどマーヴェリック率いるトップガンの若者エリート達が命懸けで飛ぶ映像には鳥肌が止まらなかった

「頼むー助かってくれー!」
そんな思いで観てたらまさかの展開がやって来る

案の定長くなったので続く…